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いずもまがたまの里 伝承館(いずもまがたまのさと でんしょうかん)は、島根県松江市玉湯町にある勾玉やめのう等の製作・販売する会社である。 == 概要 == 出雲の地は、神話や古代遺跡が数多く残されていた。玉造は古代より、勾玉や玉類の国内有数の生産地だった。その伝統ある「出雲型勾玉」の製作技術を継承するために、勾玉の歴史がわかるミュージアムを、勾玉を製作する細工職人の技術の継承を行うために、間近で「見て」「触れて」「体験できる」施設が建設された。 「古事記」には、玉造の勾玉が天照大神に献上され、皇位継承の印である三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉」になったと記されている〔講談社編『週刊日本の街道 70』 - 講談社、「勾玉の里で作られる「めのう」細工」、2003年(平成15年)9月、島根県立図書館蔵書〕。 出雲めのう 1500万年前、花仙山から噴出した溶岩が冷え固まり安山岩となり、地下の熱水の温泉成分が化学反応を起こし「めのう」ができた。特に青緑色の碧玉が、良質、豊富で「出雲石」と呼ばれた。古代、玉は装飾品ではなく、お守りや厄除の意味があり、青は自然や生命を表す色とされ、出雲製の玉は尊いものとされた。玉造りは、平安中期に途絶えたが、江戸時代末期、同じ「めのう」産地の若狭国(現福井県小浜市)で学んだ職人が加工技術を持帰り、櫛や簪(かんざし)などの装飾品を作り復活させた。明治・大正期には、出雲地方の主要産業となったが、昭和初期には過当競争から廃業が相次ぎ、現在、技術を継承するは僅か一軒である。しかし、近年のパワースポットブームで、玉作りの文化は脚光を浴びている。3年前、50年ぶりに花仙山〔三浦清、渡辺貞幸著、松江 島根大学教育学部、「島根県玉湯町花仙山産碧玉の性質-遺跡から出土する碧玉の原産地同定をめぐって」、P25-31、1967年(昭和42年)〕で「めのう」原石の採掘が行われた〔読売新聞、地域、地名の知「玉造」、2015年(平成27年)6月2日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いずもまがたまの里 伝承館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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